WEBデザインスクールの授業形式にはオンライン型スクールと通学制の2種類

ここではオンライン型スクールと通学制スクールのどちらが良いかと結論付けるものではなく、それぞれの特徴を理解した上で自分の現状のスキル、学ぶ環境、自分の性格などを考慮して自分にあったタイプを選択しましょう。

通学制スクールの特徴

通学制スクールの特徴

通学制のメリット（基礎編）

デザインを学ぶ環境が整っている
集中して学習することができる（モチベーションを保てる）

上記の通り通学制のメリットを書き出してみると項目としては当たり前のことばかりなのですが、現在の自分の環境・学習スタイルなどを想定して考えてみてください。
例えば、これから学習するにあたって前段階の準備は万全かどうか？（パソコンの準備＆スペックは十分か、Photoshopやillustratorといったアプリケーションソフトの準備など）
「自分のパソコンは少し古い」、「職場では使っているけど自宅にパソコンが無い」、といった心配はいらず、多くのスクールでは最新の設備が整っています。またオンラインスクールの場合は教材や事前の案内書類などにパソコンの推奨環境（スペック）など記述されていますが、CPUやメモリ、モニターの解像度、回線速度などピンとこない人には自分のパソコンが要件を満たしているのか判断が難しい項目になっています。各種諸設定などで躓く可能性があるかもしれないと思った方は、通学してからスクールの環境を参考に自宅用の環境を整えても良いかもしれません。

自分自身、自宅（プライベート空間）で集中して学習できるタイプかどうか？これについは自問自答してみるのが一番だと思います。TVやゲーム・SNSなど誘惑の多い中、集中できるかどうか心配な人は迷わず通学制をお薦めします。

通学制のメリット（実践編）

リアルタイムで講師に質問・相談ができる
仲間・人脈ができる
多くの作品やアイデアに触れることができる

対面式の授業なので、授業中や休み時間などを利用して気軽に相談することができるので比較的問題の解決が早く済みます。さらに他の生徒さんが質問した場合でもよくあるケースとして注意を促してくれたり、対処法やノウハウも教えてくれることもあるので、自分以外のトラブルも１つの事例として、その場で体験できるのは通学制のメリットとも言えます。
一方でオンライン形式でも質問・相談はできるのですが、内容によっては同じモニターを見ながら相談・質問ができるかどうかということが重要な場合もあります。また、学習する時間帯にもよりますが、リアルタイムでフィードバックをもらえないこともあり、質問の持ち越し、内容次第では「これ以上進められない」といったことも時には起こります。

さらに通学制のメリットとして挙げられるのが、仲間や人脈ができるという点です。ここで言いたいのは仲の良いお友達ができるかどうかということではありません。もちろん気の合うお友達がいたほうが授業も楽しいと思いますが、「就転職のためにスキルを身に着ける」、「フリーランスや副業でスキルを習得したい」などといったはっきりした目標に向かっていく人達と刺激し合いながら切磋琢磨できるということは卒業後にも大きな財産になります。特にフリーランスを目指す方には人脈はすごく重要です。
また、あえて講師に相談するほどでもないことでも、仲間になら気軽に相談できるという点もあります。

当然ながらオンライン型では得難いものが通学制のメリットということになりますが、その中でも【最大の壁】ともいえるのがWEBデザインを学ぶということは、最終的にはオリジナルの作品を制作できるようになるということです。アプリケーションソフトの使い方・WEBデザインの考え方や理論などといった土台となる基礎的なことはオンラインでも身につけることはできますが、WEBデザインという分野において、より応用力が求められるオリジナル作品といった実践的なものについては「多くの作品に触れる＆数をこなす」ということは非常に重要です。通学制では多くの作品を目にする機会ことはもちろんのこと、完成までの工程（経緯）を見ることもできるので完成された作品だけでなく、至った経緯などといった観点から自分も含め他の生徒さんの良い点・悪い点・陥りやすいミス・躓きやすいポイントなど実際に体験（目にする）できるということは大きな財産になります。
現場にでるようになったらわかりますが、とにかく数をこなす（多くのものに触れる）という要素も大事になってきます。

通学制でおすすめのスクール>>